アビシニアンの見た目の特徴
アビシニアンは、エチオピア(旧アビシニア)がルーツとされる猫種ですが、起源には諸説あります。1本の毛に複数の色の帯が入る「ティックド」の被毛が特徴で、光の加減で輝くような色合いに見えるのが魅力。しなやかで筋肉質な体に、大きな耳とアーモンド形の瞳をもっています。代表的な毛色は、赤みのある茶色の「ルディ」です。
アビシニアンの性格
活発で好奇心旺盛、じっとしているより動き回るのが好きな子が多いといわれます。家族と一緒に遊ぶことを楽しみ、飼い主さんのそばで様子をうかがうような一面も。鳴き声は小さく澄んでいて、「鈴を転がすような声」とたとえられることがあります。賢く、遊びのルールを覚えるのも得意なタイプ。性格には個体差があるので、この子のペースに合わせて関わってあげてください。
お世話のポイント
運動量が多く、遊びを通じたふれあいを大切にしたい猫種。お手入れは比較的かんたんです。
- ブラッシング:短毛で、抜け毛は少なめ。週に1回程度のブラッシングで、つやのある毛並みを保てます。
- 運動・遊び:じゃらしやボールなどを使い、毎日しっかり遊ぶ時間をつくりましょう。キャットウォークや背の高いタワーも活躍します。
- 食事・体重管理:活動量に見合った栄養をとれるよう、総合栄養食を基本に量を調整してください。水分をしっかりとる工夫も大切です。
- 環境づくり:高い場所へ軽やかに登るため、落ちて困る物は片付けておくと安心。歯みがきの習慣づけも、若いうちから少しずつ始めたいところです。
こんな人に向いています
猫と一緒に遊ぶ時間を毎日しっかりつくれる、アクティブな人に向いています。静かに寄り添う猫よりも、にぎやかなやりとりを楽しみたい人との相性がよいでしょう。上下運動ができる環境を整えられると理想的。猫の気持ちをくみ取りながら遊べる人なら、この子の魅力をたっぷり感じられます。
健康面で気をつけたいこと
アビシニアンでは、腎臓にたんぱく質が沈着する腎アミロイドーシスや、視力に影響する進行性網膜萎縮症が知られています。貧血を起こすことがあるピルビン酸キナーゼ欠損症にも注意したいといわれています。歯肉炎など、口の中のトラブルにも気を配りたいところ。かかりつけの動物病院で定期的に健康診断を受けましょう。