スフィンクスの見た目の特徴
スフィンクスは、1960年代にカナダで生まれた無毛の猫がルーツとされる猫種。一見すると毛がないように見えますが、実際には産毛のような短い毛におおわれていて、触るとしっとりとした桃の皮のような手触りです。大きな耳と、しわのある皮膚も印象的。皮膚には、毛色や柄に応じた色や模様が見られます。
スフィンクスの性格
人なつこく社交的で、飼い主さんのそばにいるのが大好きな子が多いといわれます。ぬくもりを求めて膝の上や布団の中に入ってくるなど、甘えん坊な姿もよく見られる猫種。好奇心旺盛で遊び好きなので、一緒に過ごす時間を楽しめるタイプです。お客さんにも物おじしにくい傾向がありますが、もちろん慎重な子もいます。この子の個性に合わせて、関わり方を工夫してあげてください。
お世話のポイント
被毛がほとんどないスフィンクスは、ほかの猫種とはお世話のポイントが少し異なります。肌と温度のケアを中心に考えましょう。
- スキンケア:皮脂が被毛に吸収されず肌に残るため、ぬるま湯で絞ったやわらかいタオルなどでこまめに拭いてあげましょう。シャンプーの頻度は、かかりつけの動物病院に相談を。
- 運動・遊び:遊び好きな子が多いので、毎日一緒に遊ぶ時間をつくってください。体を動かすことは、体温を保つことにもつながります。
- 食事・体重管理:体温を保つためにエネルギーを使いやすいといわれます。体型を見ながら、年齢や活動量に合ったフードの量を調整しましょう。
- 環境づくり:寒さに弱いため、冬は室温管理や暖かい寝床、猫用の服などで保温を。窓辺での日なたぼっこは日焼けの原因になることもあるので、注意してください。
こんな人に向いています
猫とたくさんふれあい、家で一緒に過ごす時間を大切にしたい人に向いています。肌のお手入れや温度管理をこまめにできることが、この子と暮らすうえでの大切なポイント。抜け毛が少ないのは魅力ですが、アレルギーが出ないわけではありません。独特の見た目と愛情深い性格を、まるごと愛せる人にぴったりです。
健康面で気をつけたいこと
スフィンクスでは、肥大型心筋症との関連がよく知られています。ほかに、筋力に影響する遺伝性ミオパチーが報告されているほか、皮脂がたまることによる皮膚炎にも注意したいところ。被毛がほとんどないため、寒さや日焼けによる肌トラブルにも気を配りましょう。かかりつけの動物病院で定期的に健康診断を受けることをおすすめします。