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比較・選び方

猫の自動トイレのデメリットは?後悔しない選び方と比較のポイント

猫の自動トイレのデメリットは?後悔しない選び方と比較のポイント

この記事の目次

猫の自動トイレは便利そう。でも数万円の買い物だから、「買って後悔したらどうしよう」と手が止まりますよね。

デメリットを先に調べているあなたの判断は、とても正しいと思います。自動トイレは、合うご家庭にはとても合い、合わないご家庭では押し入れ行きになる道具です。

結論からお伝えすると、デメリットは大きく「価格」「本体の大きさ」「愛猫が使ってくれるか」の3つ。そしてもうひとつ、見落としやすい落とし穴があります。

この記事では、気をつけたい点を7つに整理したうえで、選ぶときの基準と、掲載時点で確認できた3機種の違いをならべて比べます。

目次

結論:デメリットは7つ。全部つぶせなくても「3つ」が納得できれば大丈夫

まず全体像から。自動トイレのデメリットは数えると7つありますが、購入の決め手になるのはそのうち3つです。

①価格と消耗品のコスト、②本体の大きさと置き場所、③愛猫が使ってくれるか。 ここに納得できるなら、残りは工夫でカバーできます。

逆に、次のようなご家庭では、急がないほうがいいかもしれません。

  • 愛猫が生後6か月未満、または体重1.5kg未満(多くの機種が対象外)
  • 置き場所に幅60cm・奥行60cmほどのスペースと電源が確保できない
  • おから砂など、今使っている猫砂を変えたくない
  • トイレの変化に敏感で、模様替えでも粗相が出る子

自動トイレは「掃除がゼロになる道具」ではなく、「毎日のスコップ作業が消える道具」。ここを先にそろえておくと、期待とのズレが小さくなります。

猫の自動トイレのデメリット7つ

ここからは、ひとつずつ具体的に見ていきます。どれも「買った人が後から気づく」ことが多いポイントです。

1. 本体代だけで数万円、そのあとも消耗品が続く

掲載時点で確認できた全自動トイレは、おおよそ4万円前後から10万円ほど。手動のトイレとは価格帯がまったく違います。

さらに、買ったあともお金がかかります。専用のゴミ袋、消臭剤やデオドライザー、交換用のパッド。機種によっては専用品しか使えないものもあります。

初期費用だけでなく、1年で消耗品にいくらかかるかまで見ておくと安心です。

2. 大きくて重い。置き場所と電源が必要

数字で見ると、イメージがつかめます。たとえばPETKIT Pura Max2は幅53.8×奥行55.2×高62cm、重量9.5kg。CATLINK SCOOPER SEは59.9×53.5×54.4cmで、重量11kgです。

つまり、だいたい小型の洗濯機くらい。そのうえコンセントが要るので、「廊下の奥」「洗面所の隅」といった定番の置き場所が使えないことがあります。

賃貸なら、動かすときのことも考えて。10kg前後あると、掃除のたびにひとりで持ち上げるのはなかなか大変です。

3. 愛猫が怖がって、使ってくれないことがある

ここがいちばん読めない部分。自動トイレは、猫が出たあとにドラムやレーキが動いて砂をならします。そのモーター音と動きを、怖がる子はいます。

猫にとってトイレは、背中を見せて無防備になる場所。そこが突然ゴトッと動くなら、「ここは安全じゃない」と覚えてしまっても無理はありません。

慣れてくれる子も多いです。コツは、焦らないこと。

  • まずは自動運転をオフにして、ただの箱として置いておく
  • 今まで使っていたトイレの砂を少し混ぜて、においを引き継ぐ
  • 入ってくれたら、そっと静かにほめる(抱き上げない)
  • 2〜3週間かけて、少しずつ自動運転に切り替える

新しいものの前でまず匂いを嗅いで、横目で確認して、何事もないふりをして去っていく。あの慎重さは猫らしいかわいさでもあります。

4. 子猫・小柄な猫・シニア猫には使えないことがある

多くの機種は、生後6か月以上・体重1.5kg以上が条件です。安全センサーが小さな体を検知しきれないためで、子猫がいるおうちはそもそも対象外になります。

シニア猫も要注意。入り口に段差があるタイプは、足腰が弱ってきた子にはつらいことがあります。入り口までの高さは必ず確認しておきたいところ。

5. 使える猫砂が限られる

これは見落としがちな制約です。CATLINK SCOOPER SEは固まるタイプの猫砂専用で、おから砂は使えません。PETKIT Pura Max2はおから・ベントナイト・混合砂に対応しています。

今使っている砂が使えないなら、猫砂の切り替えも同時に必要になります。トイレが変わる+砂が変わるのダブルは、猫にとってかなり大きな変化。

砂を変えるときは、少しずつ混ぜながら日数をかけるのが基本です。

6. おしっこを「目で見る」機会が減る

これが、あまり語られないいちばん大きな落とし穴だと思っています。

猫は泌尿器の病気が多い動物。おしっこの量・回数・色、固まりの大きさは、毎日の健康チェックのいちばん手軽な材料です。自動で片づけてもらうと、その材料が目の前から消えます。

動物病院の解説でも、猫は本来「においを嗅ぎ、掘って排尿し、砂をかけて隠す」という一連の行動をとり、ぎりぎりまで我慢する・トイレ以外で排尿するといった変化が泌尿器の病気のサインになりうると説明されています。

ただ、これは機種選びでカバーできます。アプリで排泄の回数・滞在時間・体重を記録してくれる機種なら、むしろ手動より早く気づけることもあります。

自動トイレを入れるなら、「見る」から「数字で見る」への切り替えだと考えてください。回数が急に増えた・減った、滞在時間が長い。そんなときは、かかりつけの獣医師に相談を。

7. 掃除はゼロにならない。停電・故障のときの備えも必要

自動トイレでも、ダストボックスのゴミ捨ては必要です。コンテナ容量7Lの機種なら、多頭飼いでは数日ごと。本体の分解洗浄も、定期的に発生します。

そして忘れがちなのが、停電と故障。動かなくなった日に猫が困らないよう、普通のトイレを1つ残しておくのが安心です。

猫のトイレは一般に「頭数+1個」が目安といわれます。自動トイレ1台で全部まかなう前提にしないほうが、気持ちも楽になります。

選ぶときの4つの基準と、3機種の比較

デメリットを踏まえたうえで、どう選べばいいか。おすすめの順位より先に、基準を決めるのがおすすめです。

先に決めたい4つの基準

  1. 入り口の高さ:子猫・シニア猫・足腰が弱い子がいるなら低いものを
  2. 使える猫砂:今の砂を続けたいなら、対応砂から逆算する
  3. 記録のしかた:回数・滞在時間・体重がアプリに残るか。多頭飼いなら個体識別も
  4. 大きさと置き場所:採寸は必ず先に。高さのある機種は棚下に入らないことも

掲載時点で確認できた3機種

価格は掲載時点のものです。セールやクーポンで変わるので、必ず商品ページでご確認ください。

機種 価格(税込・掲載時点) サイズ 対応する猫 使える猫砂 記録・識別
CATLINK SCOOPER SE 37,660円〜(クーポン適用時) 59.9×53.5×54.4cm/11kg 1.5〜7kg(6か月までの子猫は不可) 固まるタイプ専用 体重測定・最大2匹の個体認識
PETKIT Pura Max2 49,800円 53.8×55.2×62cm/9.5kg 公式ページに体重の明記なし おから・ベントナイト・混合砂 アプリで排泄時間・滞在時間をグラフ化
PETKIT PUROBOT ULTRA 99,800円 53.2×61.2×81.8cm 生後6ヵ月以上・1.5kg以上 公式ページに明記なし AIカメラ+顔認識で個体ごとに記録

段差が苦手な子、はじめての1台なら

入り口までの高さが19cmと低めで、価格もこの3機種ではいちばん控えめ。体重測定と安全センサーがあり、2匹までの個体認識にも対応します。

CATLINK

CATLINK SCOOPER SE

37,660円〜(掲載時点・クーポン適用時)

  • 入り口までの高さが19cmと低く、段差に弱い子でも入りやすい
  • 体重測定と安全センサーを搭載し、最大2匹まで個体認識できる
  • 専用デオドライザーと消臭ジェルが付属する

※価格は掲載時点のものです。最新の情報は販売ページでご確認ください。

固まるタイプの猫砂専用なので、おから砂を使っているおうちは切り替えが必要です。重量11kgで、設置は固く平らな場所に。

広さを優先したい、大柄な子なら

シリンダー容量76Lで、中のスペースがゆったり。アプリで排泄の時間と滞在時間がグラフになるので、健康チェックの材料が残ります。

PETKIT

PETKIT Pura Max2(P9902)

49,800円(掲載時点)

  • シリンダー容量76Lで座るスペースが広い
  • 赤外線センサーで猫の出入りを検知する
  • 専用アプリで排泄の時間と滞在時間をグラフで見られる

※価格は掲載時点のものです。最新の情報は販売ページでご確認ください。

本体は9.5kgで、置き場所とコンセントが必要。排泄物コンテナは7Lなので、多頭飼いならゴミ捨ての頻度は上がります。

多頭飼いで「誰がいつ使ったか」を知りたいなら

AIカメラと顔認識で、個体ごとに記録が残るタイプ。どの子の回数が変わったのかを追えるのは、多頭飼いでは大きな利点です。

PETKIT

PETKIT PUROBOT ULTRA(P9903)

99,800円(掲載時点)

  • AIカメラ(視野角210°・180°回転)と顔認証でどの子が使ったか記録できる
  • N60消臭技術と自動パッキングでにおいを抑える
  • アプリで排泄情報の記録と双方向マイクに対応

※価格は掲載時点のものです。最新の情報は販売ページでご確認ください。

ただし生後6ヵ月以上・1.5kg以上が対象で、子猫には使えません。高さ81.8cmと背が高く、価格もこの3機種では最も高めです。

よくある質問

購入前によく迷うところを3つ、まとめました。

Q. 自動トイレ1台だけにしてもいい?

おすすめしません。故障や停電のとき、猫が行く場所がなくなってしまいます。

一般にトイレは「頭数+1個」が目安。自動トイレを入れたあとも、普通のトイレを1つは残しておくのが安心です。

Q. 猫が使ってくれないときは、どうすればいい?

まずは自動運転を切って、ただの箱として置いてみてください。以前のトイレの砂を少し混ぜると、においでここが自分の場所だとわかります。

2〜3週間かけてゆっくり進めて、それでも入らないなら無理をしないこと。トイレを我慢するほうが、愛猫の体にはずっと負担です。

Q. 多頭飼いだとゴミ捨ての頻度はどれくらい?

機種の排泄物コンテナ容量で変わります。7Lの機種なら、1匹で2週間に1回が目安と案内されていますが、頭数が増えればその分短くなります。

まとめ

猫の自動トイレのデメリットと選び方を見てきました。大事なところを3つに絞ります。

  • デメリットの中心は「価格と消耗品」「本体の大きさ」「愛猫が使うか」の3つ
  • 子猫・1.5kg未満の猫は対象外の機種が多く、使える猫砂にも制限がある
  • おしっこを目で見る機会は減るので、回数や滞在時間が記録できる機種を選ぶ

迷っている時間は、無駄ではありません。愛猫に合うかどうかをここまで考えられる飼い主さんなら、どちらを選んでもきっと大丈夫です。

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⚠️ 免責事項
この記事の内容は一般的な情報提供を目的としています。掲載情報は執筆時点のものであり、個々の状況によって異なります。気になる症状がある場合は、必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。

この記事を書いた人

NECOVIA編集部

猫と暮らす人の「知りたい」に、やさしく、わかりやすく応えるために記事を届けています。公的機関などの信頼できる情報をもとに執筆しています。

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